メニュー

食欲不振

食欲不振は、食事を摂りたいという意欲がわかない、あるいは食べようとしても十分に食べられない状態を指します。一時的な疲労やストレスで起こることもありますが、胃腸の疾患だけでなく、心臓などの循環器疾患、内分泌の病気、あるいは全身の不調が原因となって現れる場合もあります。北浦和駅東口より徒歩2分にある当院では、内科および循環器内科の観点から総合的にお体を診察し、食欲不振の背景にある原因の早期発見と治療に努めています。

食欲不振とはどのような状態か

食欲不振とは、お腹が空かない、食べ物のにおいや見た目で胸がやける、少し食べただけでお腹がいっぱいになるといった症状が続く状態です。十分な栄養が摂取できなくなると、体重減少や筋力の低下を招き、日常生活の活力にも影響を及ぼします。

一時的な食べ過ぎや軽い胃もたれであれば数日で回復することが多いですが、何日も食欲が戻らない場合や、倦怠感が伴う場合は注意が必要です。詳しい体調の変化については、「倦怠感(だるさ)」のページも参考にしてください。

食欲が低下する主な原因

食欲がわかなくなる原因は、胃腸などの消化器官のトラブルにとどまらず、心臓の働きの低下や生活習慣、ストレスなど多岐にわたります。

胃や腸などの消化器疾患

胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎、便秘などの消化器疾患は、食欲不振を引き起こす代表的な原因です。胃の粘膜に炎症が起きたり腸の動きが滞ったりすることで、胃もたれや膨満感が生じて食事が進まなくなります。お腹の張りや痛みが気になる場合は、「腹痛」のページや「下痢・便秘」のページをご覧ください。

心臓の働きの低下や循環器疾患

心臓のポンプ機能が低下する心不全が進行すると、肝臓や胃腸などの消化器に血液がうっ滞し、食欲不振や早期の満腹感が生じることがあります。息苦しさや足のむくみを伴う食欲低下は、循環器の精密な評価が必要です。心臓の働きに関する不調については、「心不全」のページや「手足のむくみ」のページで解説しています。

ストレスや自律神経の乱れ

過度な精神的ストレスや過労、睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが崩れて消化管の働きが低下します。これにより空腹感を感じにくくなり、食事を受け付けない状態になることがあります。

加齢やお薬の影響

ご高齢になると基礎代謝や運動量の低下、味覚の変化によって食欲が自然と細くなることがあります。また、服用している持病のお薬の副作用として食欲不振や「吐き気」のページにあるような症状が現れる場合もあります。

早めに医療機関へ相談したい危険なサイン

食欲不振だけでなく他の症状を伴っている場合は、重大な病気が隠れている可能性があるため注意が必要です。以下の症状が見られるときは、無理をせず早めに医師の診察を受けてください。

  • 短期間で急激に体重が減少している
  • 黒い便が出る、または吐血がある
  • 動悸や息切れ、手足の強いむくみがある
  • 激しい腹痛や持続する発熱を伴う
  • 水分すら受け付けず脱水症状が疑われる

急激な体重減少や息苦しさを伴う食欲不振は早期の受診が重要です。重篤な疾患を見逃さないためにも、気になる症状があればご相談ください。

当院における食欲不振の検査と診断

当院では、問診で食事の状況や体重の推移、服用中のお薬などを丁寧にお伺いした上で、症状に合わせた検査を実施します。

血液検査によって貧血の有無、肝機能や腎機能、電解質のバランス、炎症反応などを確認します。また、必要に応じてレントゲン検査や心電図検査、超音波検査を行い、心臓や腹部臓器の状態を多角的に調べます。当院で対応している検査の詳細は、「各種検査」のページをご覧ください。

詳しい検査や診療体制については、「内科・循環器内科」のページでもご案内しております。

食欲不振の改善に向けた治療と対策

食欲不振の治療は、原因となっている基礎疾患の治療を優先して進めることが基本となります。

胃腸の機能低下には胃酸を抑える薬や胃腸の運動を助ける薬を処方し、心臓の不調が関与している場合は循環器の管理を行います。日常生活では、1回の食事量を減らして回数を分ける、口当たりの良い栄養価の高い食品を選ぶなどの工夫が有効です。

通院が難しいご高齢の方には、医師が定期的にご自宅へ伺う体制も整えています。詳しくは「在宅医療(訪問診療)」のページをご確認ください。

食欲不振についてのよくある質問

Q1. 食欲がないときは無理にでも食べたほうがよいですか?

A1. 無理に大量の食事を摂ると胃腸に負担がかかり、吐き気などを引き起こすことがあります。まずは水分補給を心がけ、消化の良いおかゆやゼリーなど、食べられるものを少量ずつ口にしてください。

Q2. 何日くらい食欲不振が続いたら受診すべきですか?

A2. 水分が摂れない状態であれば当日の受診が必要です。水分が摂れていても食事量が半分以下の状態が1週間以上続く場合や、体重減少が見られる場合は受診をおすすめします。

Q3. 高齢の家族の食欲が落ちていて心配です。

A3. 加齢による嚥下機能の低下や内臓疾患、認知機能の低下など多様な要因が考えられます。当院では認知症サポート医としての視点も交え、ご家族の生活環境に合わせた診療を行っております。

院長より

食欲不振は、体からの小さくとも重要なSOSサインであることが少なくありません。胃腸の不調だけでなく、心臓の病気が隠れていることもあります。些細な体調の変化でも放置せず、どうぞお気軽にご相談ください。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME