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胸の痛み・圧迫感

胸の痛みや胸の圧迫感は、心臓や血管、肺、消化器などさまざまな臓器の異常によって生じる重要な症状です。締め付けられるような重い痛みから、チクチクとした鋭い痛みまで現れ方は多様であり、中には一刻を争う病気が隠れていることもあります。北浦和駅東口より徒歩2分の場所にある当院では、内科・循環器内科として心電図や超音波(エコー)検査などの設備を整え、胸の症状に対する精密な検査と丁寧な診療を行っています。

胸の痛みや圧迫感があるときに考えられる原因

胸の痛みや圧迫感が生じる原因は、心臓の血流低下や炎症だけでなく、肺の疾患、胃酸の逆流、胸の筋肉や神経の刺激など多岐にわたります。原因によって痛みの性質や続く時間が異なるため、どのような状況で症状が起こるかを把握することが大切です。

心臓や血管のトラブル

心臓に酸素や栄養を送る冠動脈が狭くなったり塞がったりすると、強い胸の痛みや圧迫感が生じます。動脈硬化が進んでいる方や、高血圧、脂質異常症などの持病がある方に多く見られる傾向があります。

呼吸器や肺のトラブル

肺を包む膜に炎症が起きたり、肺に穴が空いて空気が漏れたりすると、呼吸に伴って鋭い胸の痛みを感じることがあります。深呼吸や咳をしたときに痛みが強まる点が特徴です。

消化器のトラブル

胃酸が食道へ逆流することで食道の粘膜が刺激され、胸の中央からみぞおち付近にかけて胸焼けや圧迫感を覚えることがあります。食後や横になったときに症状が出やすいとされています。

筋肉や神経・骨のトラブル

肋骨に沿って走る神経が痛む場合や、胸の筋肉の疲労・炎症によって痛みが生じることもあります。上半身をひねったり、痛む場所を指で押したりしたときに痛みが強くなるのが一般的です。

胸の痛みや圧迫感から疑われる主な病気

胸の痛みや圧迫感を伴う代表的な病気には、命に関わる心疾患から日常生活の改善で緩和を目指す病気まで幅広く存在します。自己判断せず、医師による適切な鑑別を受けることが必要です。

狭心症・心筋梗塞

狭心症は、冠動脈が狭くなり心臓の筋肉への血流が一時的に不足する病気です。階段の上り下りや運動時に胸が締め付けられるような圧迫感が現れ、数分から十数分安静にすると治まる特徴があります。一方、心筋梗塞は血管が完全に詰まる病気であり、30分以上激しい痛みが続き、冷や汗や吐き気を伴うこともあります。

狭心症や心筋梗塞の詳細については「狭心症・心筋梗塞」のページを参照してください。

心不全や不整脈

心臓のポンプ機能が低下する心不全では、胸の圧迫感とともに動悸や息切れ、手足のむくみが現れることがあります。また、脈の乱れを伴う不整脈でも胸の不快感や違和感を自覚する場合があります。

心不全の詳細については「心不全」のページを、不整脈の詳細については「不整脈」のページを参照してください。

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃酸が食道へ逆流して炎症を起こす病気です。胸の奥が焼けるように痛む症状のほか、酸っぱいものが口まで上がってくる感覚や、喉の違和感を伴うことがあります。

気胸や肋間神経痛

肺に穴が空いて縮んでしまう気胸では、突然の鋭い胸の痛みと息苦しさが現れます。肋間神経痛では、肋骨に沿って走るピリピリとした痛みが特徴で、体の向きを変えたときに痛みが変化します。

早めの受診や救急要請が必要な胸の症状

胸の痛みや圧迫感の中には、迅速な医療処置を行わなければ生命に関わる重大な状態が存在します。以下のような症状が見られる場合は、ためらわずに救急車を呼ぶか、すぐに医療機関を受診してください。

  • 胸全体が強く締め付けられるような激しい痛みが15分以上続いている・・心筋梗塞の疑い
  • 胸の痛みとともに左肩や背中、顎や首に重だるい痛みが広がっている・・放散痛の疑い
  • 激しい胸の痛みに加えて冷や汗や吐き気、意識の遠のきを伴っている・・循環不全の疑い
  • 突然息苦しさを感じて呼吸が困難になっている・・急性呼吸不全や気胸の疑い
  • 安静にしていても痛みがどんどん増してくる・・血管トラブルの疑い

当院での検査と胸の痛みの診療方針

当院では、患者さんが訴える痛みの場所、持続時間、出現するタイミングを詳しく伺った上で、必要な各種検査を迅速に組み合わせて原因を追究します。

精密な検査機器による状態の確認

心臓の電気的な動きを記録する心電図検査や、心臓の動き・弁の状態を直接観察する超音波(エコー)検査を行います。さらに、肺や血管の状態を確認するためのレントゲン検査や、心筋の障害・炎症反応を調べる血液検査を適宜実施して総合的に判断します。

当院で行える検査の詳しい内容については「各種検査」のページを参照してください。

一人ひとりに適した治療とお薬の管理

検査結果に基づき、血管を広げるお薬や脈を整えるお薬、胃酸を抑えるお薬など、症状と病態に応じた処方を行います。また、高度なカテーテル治療や手術、入院治療が必要と判断された場合は、速やかに連携する総合病院や医師療機関へご紹介いたします。

当院の診療体制については「内科・循環器内科」のページを参照してください。

胸の痛み・圧迫感に関するよくある質問

Q1. 一瞬だけチクッと痛む場合も受診したほうがよいですか?

A1. 一瞬の鋭い痛みは肋間神経痛や筋肉のコリによることが多いですが、狭心症の初期症状である可能性も否定できません。痛みを繰り返す場合や違和感が続く場合は、早期に精密な検査を受けることが安心につながります。

Q2. 胸の痛みが起きたときは何科を受診すればよいですか?

A2. 心臓や血管の重大な病気を見逃さないためにも、まずは循環器内科や内科の受診をお勧めします。当院では心臓の検査設備を備えており、幅広い原因に対して総合的に診察を行っています。

Q3. 初めて受診する際はどのような手続きが必要ですか?

A3. 当院ではWEB予約やWEB問診を導入しており、事前にスマートフォンから入力いただくことでスムーズな受診が可能です。詳しい受診の流れについては「初診の方へ」のページをご確認ください。

院長より

胸の痛みや圧迫感は、放置すると命に関わる重大な病気のサインであることも少なくありません。当院では長年培ってきた地域医療の温かさと、循環器内科の専門的な知識を活かして、あらゆる世代の健康不安に寄り添います。少しでも胸に違和感や不安を感じたときは、我慢なさらずにお気軽にご相談ください。

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