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動悸・胸がドキドキする

突然胸がドキドキしたり、脈が飛ぶような違和感を覚えたりすると、心臓の病気ではないかと強い不安を感じる方も多いかと思います。動悸は一時的な緊張やストレス、疲労、カフェインの摂取などで起こることもありますが、中には不整脈や心疾患などの重大な病気が隠れている場合もあります。当院では昭和7年の開院以来受け継いできた地域医療の温かさと、循環器内科の専門知識を活かして、患者さんの胸の不安に寄り添った丁寧な診療を行っています。

動悸や胸がドキドキする症状とは?

動悸とは、普段は自覚しない心臓の鼓動を強く感じたり、脈が速い、遅い、または脈が不規則に乱れていると感じたりする状態を指します。安静にしているにもかかわらず胸がドキドキする、急に脈が速くなって息苦しくなるといった感覚は、お体に何らかの不調が起きている合図の可能性があります。

脈の乱れや胸の違和感に伴い、息苦しさを感じる場合は「息切れ・息苦しさ」のページも合わせてご確認ください。

動悸を感じる主な原因にはどのようなものがありますか?

動悸の原因は心臓自体の異常だけでなく、生活習慣や全身の病気、精神的な緊張など多岐にわたります。原因を正しく見極めて適切な対処につなげることが重要です。

心臓の疾患による原因

心臓の拍動リズムをコントロールする電気信号に乱れが生じる不整脈が代表的です。また、心臓の血管が狭くなる狭心症や、心臓のポンプ機能が低下する心不全などでも動悸が生じることがあります。

心臓以外の病気や体調による原因

貧血によって全身に酸素を運ぶ力が不足した場合や、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になった場合に、心臓が過剰に働いて動悸が起こります。また、発熱や脱水、低血糖なども脈を速める原因となります。

生活習慣やストレスによる原因

精神的な緊張や過度なストレス、睡眠不足、過労が続くと自律神経が乱れて脈が乱れやすくなります。さらに、カフェインの過剰摂取やアルコール、喫煙、急な激しい運動なども心臓に負担をかけて動悸を誘発します。

動悸から考えられる代表的な病気

動悸の背景には、早期に治療が必要な病気が隠れていることがあります。気になる症状が続く場合は、早めに検査を受けることが大切です。

  • 不整脈・・脈が異常に速くなる頻脈や、脈が抜ける期外収縮、脈が完全に不規則になる心房細動などがあります。詳しい病態は「不整脈」のページをご覧ください。
  • 狭心症・心筋梗塞・・心臓の筋肉へ血液を送る冠動脈が狭くなったり詰まったりする病気です。胸の強い圧迫感や痛みを伴うことが多く、詳細は「狭心症・心筋梗塞」のページおよび「胸の痛み・圧迫感」のページで解説しています。
  • 心不全・・心臓のポンプの働きが低下し、全身に必要な血液を十分に送り出せなくなる状態です。進行すると足のむくみや息苦しさが現れます。詳しくは「心不全」のページをご参照ください。
  • 甲状腺機能亢進症・・甲状腺ホルモンが過剰に出て新陳代謝が異常に高まり、安静時でも脈が速くなり、手の震えや体重減少がみられます。

こんな症状があるときは早めに受診を

動悸の中には命に関わる危険なサインが含まれていることがあります。以下のような症状を伴う場合は、放置せずに速やかに医療機関を受診してください。

  • 動悸と一緒に強い胸の痛みや締め付け感、圧迫感がある
  • 急なふらつきや意識が遠のく感じ、目の前が暗くなる感覚がある
  • 動悸とともに激しい息苦しさや呼吸困難を感じる
  • 脈が極端に速い、または極端に遅く、安静にしてもおさまらない

めまいや立ちくらみを伴う場合は、脳への血流が一時的に低下している恐れがあります。詳しくは「めまい・立ちくらみ」のページや「急なふらつき」のページをご確認ください。

当院で行っている動悸の検査と診療の流れ

当院では、心臓や血管の精密な状態を把握するために充実した検査体制を整えております。患者さんのお話を丁寧にお伺いした上で、症状に合わせた検査を実施いたします。

北浦和駅東口より徒歩2分に位置する当院では、患者さんの待ち時間軽減とスムーズな受診のために、WEB予約システムやWEB問診を導入しております。詳しい検査内容については「各種検査」のページをご覧ください。

  • 心電図検査・・心臓の電気的な動きを波形として記録し、不整脈の種類や心筋の異常を調べます。
  • 超音波(エコー)検査・・心臓の形や大きさ、弁の動き、心臓のポンプ機能をリアルタイムで観察します。
  • レントゲン検査・・心臓の大きさや形の変化、肺に水がたまっていないかなどを確認します。
  • 血液検査・・貧血の有無、甲状腺ホルモン値、電解質のバランス、心臓に負荷がかかっていないかなどを調べます。

動悸についてのよくある質問

Q1. 安静にしているときに突然脈がドキドキするのはなぜですか?

A1. 安静時の動悸は、発作性の不整脈や自律神経の乱れ、貧血、甲状腺の病気などが考えられます。一度心電図などの検査を受けて原因を確かめることをおすすめします。

Q2. ストレスでも動悸が起こることはありますか?

A2. はい、強いストレスや緊張、過労は自律神経の交感神経を刺激するため、心拍数が上がって動悸を感じやすくなります。ただし、心臓の疾患が隠れていないかを事前に確認することが大切です。

Q3. 動悸の症状がおさまっているときでも受診してよいですか?

A3. 受診時に症状がおさまっていても問題ありません。どのような状況で、どのくらいの時間動悸が続いたかなどを医師にお伝えいただくことで、疑われる病気の診断に役立ちます。

院長より

胸のドキドキや動悸は、ご自身では良性の一時的なものか、治療が必要な心臓疾患かの判断が難しい症状です。当院では循環器内科の専門知識に基づき、心電図やエコー検査などを駆使して原因を丁寧にお調べします。少しでも胸に違和感や不安を感じたときは、無理をなさらずお気軽にご相談ください。

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